これからの京都の観光マーケティング戦略

マーケティングの専門家として呼ばれて仕事してるけど、実際僕のキャリア背景はマーケティングではなくリサーチとかストラテジー寄りだったりします。でも、肩書を背負っているうちに、マーケティングについて聞かれることがあり、いつのまにかマーケティングについて偉そうに語ってしまえるようになりました。肩書が人を育てるみたいなことはあるのかもしれません。

 

とはいえ、それに見合った仕事ができているかと言われると、自己評価はまだまだ低いです。あるべき社会やそのための経営戦略を描いたりして、わかりやすくパワポにまとめるのはそれはそれで付加価値だとは思いますし、それを褒めてくれる人がいるのはありがたいとは思います。でも、それで社会の構造や人々の価値観が変わるほどのインパクトを残せているわけではないので、これで満足しているようでは自惚れでしかないよなぁと思ったり。

 

ということで、自分のネジのまきなおしのため、あらためて今後やりたいことを宣言。これが、これからの京都の観光マーケティング戦略と言っても過言ではない、と思います。

・検索アルゴリズム進化に伴うオウンドメディアの構造改革

・オーバーツーリズム対策としての顧客管理システムの開発

・観光客の潜在ニーズの把握によるガイド市場の底上げ

・事業者支援を通したデータ取得接点の拡大

 

これまで、講演の依頼を受けるとその都度何を話すべきか悩んでましたが、ここ最近色々考える機会があって、上記のテーマに収束してきました。来月も講演のご依頼をいただいているので、これをテーマにして話していこうかなぁと思います。この記事ではまだ細かいこと書けませんが、いい感じにまとまったら記事にできるといいなぁと思っています。