【プログラミング不要】Repl-AIでチャットボット作ってみた

冬休みですね。時間かけてやらないとできなさそうなことをやろう,ということで,前からやってみたかったチャットボットの開発について調べてみました。
 
世の中便利なもので,プログラミング全くできなくてもボット開発できるように,親切な人たちがツールを公開してくれています。docomoのRepl-AIというやつでアカウント作って,チュートリアルとか見て作業すれば,1時間くらいで簡単なものが作れます。
 
こんな感じでフローを繋いでいくだけ。

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ボックスの種類は,ボット側と,ユーザー側の2種類しかないのでかなり単純。ユーザー側の発言内容の曖昧性もカバーできるようになってるし,想定される入力内容もたくさん登録できます。想定から漏れてしまった場合は,ワイルドカードを登録したボックスに流し込んで,「よくわかりませんでした,もう一度お願いします」とか返事するようにしておけば,会話フローが迷子になることもありません。
 
そう思うと,プログラミングの知識よりも,こういうフローの論理構成を考えられるスキルがこれからますます重要になってきそうです。チャットボットの応答フローの事例集って,本屋にもWEB上にも全然出回ってないっぽいし,セオリーはあるにしてもかなりクリエイティブな領域のスキルなので,ちゃんと集めたらバカ売れしそうな予感。
 
あと,Repl-AIの凄いところは,行き場のない会話の受け皿として,雑談ボットや最近のニュースに関するボットのパッケージが用意されているというところ(下図の緑のボックス)。ここの作り込みをやらなくて済むのは,非常にありがたいです。
 

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ということで,さっそく下記Facebookページに連動させてみました。Messengerで話しかけると,返答があると思います。API制限で,無料の範囲では月間1000回までしか応答できないみたいなので,気をつけてくださいね。