混雑状況をリアルタイムで把握する方法

これまでは、混雑しているかどうかを把握する方法といえば、
ドコモ・インサイトマーケティング社の「モバイル空間統計」をはじめとした、
GPSメッシュ情報によるビッグデータが主流でした。

 

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出典:モバイル空間統計

この場合、情報が多いエリアとそうでないエリアの区別ができるくらい、
大量のサンプルを集めなければなりません。
たとえば、清水寺のサンプルが1、嵐山のサンプルが1だと、どっちが混んでるのか判断できない
(注:拡大処理は無視した前提)

しかも、このメッシュデータを見たところで、直感的に混んでると思われる観光地は当然混んでるわけで、
新たな示唆がなかなか得られにくい。多くの自治体や企業が、無駄金を投じてきたといっても・・・ゲフンゲフン

 

そんななか、これを凌駕するサービスが登場しました!
しかも無料!

その名も「混んでる?.com」
http://www.konderu.com/

ツイッターの投稿文を自動解析して混雑度を判定しているので、
同じ1サンプルでもどれくらい混雑しているかを峻別することができます。
清水寺の1サンプルが「混雑」、嵐山の1サンプルが「空いてる」なら、清水寺のほうが混んでるはず。

これ、実証実験で一定期間中にツイッターで投稿してもらうキャンペーンやったら、
かなりの精度で実態把握できそうですね。

どういう人が、混雑回避していて、
どういう人が、混雑を引き起こしているのかまで分かれば、
これは凄いことになりますよ。

うちの地域でやってもいいですが、いろいろ調整に時間かかりそうなので、
もしこれを読んだ人のなかで、すぐにでもできそうって方、ぜひやってみてください!