石川県民の国内旅行先を月別に調べてみた

今回は石川県民の国内旅行先を観光予報プラットフォームで集計してみましたー。「関東への旅行」と「関西への旅行」が競合する地域という意味でのチョイスです。愛知県でも良かったんですが、愛知県はビジネス需要が強そうなので後回しにします。

前回は集計ロジック組むのに時間かかりましたが、一度データベースができれば、割りと簡単に他の都道府県に拡張できそうなので、少しずつ増やしていこうと思います。

ではさっそく、2016年の石川県民の国内旅行先は以下のとおり。(太字はBEST5です)

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国内旅行先推移.xlsx

全体の月別傾向

東京都民は8月が宿泊旅行のピークでしたが、石川県民は5月と8月になだらかなピークがあるようです。おそらく石川県のような分布のほうが一般的なんじゃないかと思います。

冬場に需要が落ち込むのは、やはり雪の影響で遠出を控えているのでしょうか。日帰りスキーに需要が移っている可能性もあるかもしれません。

旅行先の傾向

旅行先トップは大阪市のように見えますが、実際は東京です。集計の都合上、東京は特別区ごとに集計しているので、港区や中央区などを足し上げると圧倒的に東京23区が最多となります。東京都への宿泊者は毎月4~5万人で、浅草やスカイツリーがある台東区に宿泊している人が3000人前後なので、観光需要はそれほど多くないと考えられるでしょうか。

2位は大阪市で、シェアは5%くらいですね。東京同様ビジネス需要と、USJによる集客が牽引していると考えられます。2月の大阪市への宿泊者数が、石川県民全体の宿泊者数と比べて少なくなっているのは、スキー旅行にシフトしているか、もしくは加賀や七尾などの温泉旅行にシフトしているためでしょう。このデータは2016年のみの数値ですが、北陸新幹線開通以前であれば、もう少し大阪市のシェアは増えると思います。

3位は浦安市。ディズニーですね。

4位が京都市。紅葉シーズンに順位があがるのはわかりますが、5~7月に多いのは意外。修学旅行?やはり、冬場の集客が課題。

5位は加賀市。七尾やあわらなど、周辺の温泉地が上位に登場しているのが特徴。

石川県民は軽井沢への避暑旅行が好き?

あと気になるのは、中央区軽井沢が9月に急増している点。ここは軽井沢に注目して、軽井沢への宿泊者の推移を居住地別に見てみましょう。

当然、軽井沢への旅行は一都三県(東京、埼玉、千葉、神奈川)からが圧倒的に多いですが、富山や石川が上位にランクインしています。そして、一都三県や愛知、大阪は8月がピークになっている一方で、石川県は9月にピークが来ている点で特異です。(Googleスプレッドシートの機能制約のせいでわかりにくいですが、折れ線にカーソルを合わせると数値が表示されるので読み取れると思います)。

この理由を知りたいときに属性データとクロスした分析機能が貧弱なのが、観光予報プラットフォームの残念なところ。苦し紛れに、以下のような集計をしてみました。

8月は家族連れが多いようです。もしかすると、石川県民は別荘持ってる人が多いんでしょうか?首都圏のひとたちがいなくなって落ち着いた9月に宿泊単価が下がったのを狙って、北陸からの送客が増えているとも解釈できるかもしれません。

 

あと、3月に横浜への旅行が増えていたり、2月に福岡への旅行が増えているのも気になります。ジャニーズのコンサートの影響でしょうか。調べ始めるとキリがないので、横浜や福岡の分析をするときに、余裕があれば深掘りしてみたいと思います。

今回はこのへんで。